はじめに:「よく知らない会社から声がかかった」は危険信号なのか?
TikTok Shopが日本でサービスを開始して以降、クリエイターのもとには事務所加入や案件紹介のDMが増えています。その中で「ピースクリエイション」や「いつも」という名前を見かけた方も多いのではないでしょうか。
「どこの会社か分からないし、怪しくないか?」
「所属したらどんなサポートが受けられるのか?」
この記事では、TikTok ShopのCAP(Creator Agency Partner)として活動する株式会社ピースクリエイション(親会社:株式会社いつも)について、クリエイターが気になる「信頼できるか」という観点から徹底的に解説します。
そもそもCAPとは何か?クリエイターにとって何が違うのか
CAPの定義
CAP(Creator Agency Partner)とは、TikTok Shopが公式に認定したクリエイター支援エージェンシーのことです。
つまり、TikTokが「このエージェンシーはクリエイター支援の基準を満たしている」とお墨付きを与えた会社です。認定を受けていないエージェンシーとは、公式サポートやTikTok側との連携レベルが根本的に異なります。
CAP所属のクリエイターが受けられるメリット
CAP非所属のクリエイターと比べて、一般的に以下の点で有利になります。
- 案件数の豊富さ:CAPはセラーとの太いパイプを持っているため、個人で案件を探すより多くの商品にアクセスできます
- 教育・育成サポート:TikTok Shopでの売り方・コンプライアンス知識を体系的に学べます
- TikTok側の優先サポート:CAP認定会社はTikTokとの窓口が強化されており、プラットフォーム上の問題解決がスムーズになる場合があります
株式会社いつも・ピースクリエイションとはどんな会社か
親会社「株式会社いつも」の正体
ピースクリエイションを理解するためには、まず親会社の株式会社いつもを知る必要があります。
いつもは東京証券取引所に上場している企業(証券コード:7694)です。本社は東京都千代田区有楽町、代表取締役社長は坂本守氏。
事業の核はECマーケティング総合支援で、楽天・Amazon・Yahoo!ショッピングなどのモールEC運営代行を長年にわたり手がけてきた実績があります。
「聞いたことがない」と感じる方もいると思いますが、いつもはBtoBの会社なので一般消費者には馴染みが薄いだけです。EC業界ではよく知られた存在です。
クリエイター事務所「ピースクリエイション」の立ち位置
ピースクリエイションは、株式会社いつもとグループ会社の株式会社ピースユーが共同で設立した、ソーシャルコマース専門のクリエイター・ライバー事務所です。
親会社のいつもが培ったEC支援のノウハウと、グループ会社ピースユーが提供する日本最大級のライブコマースアプリ「Peace you LIVE」の運営実績・ライバーネットワークを組み合わせた体制となっています。

TikTok Shopのサービス開始に合わせて立ち上げられた事務所ですが、バックボーンにある会社はEC業界での長年の実績を持っています。「突然出てきた怪しい事務所」ではなく、EC支援の老舗が本腰を入れて立ち上げたクリエイター部門です。
信頼性を裏付ける4つの根拠
クリエイターが事務所を選ぶとき、「言葉ではなく実績と構造で判断する」のが正解です。以下の4点から信頼性を検証します。
①東証上場企業が親会社である
上場企業は、決算情報や事業内容を定期的に開示する義務を負います。不透明な資金の動きや突然の倒産リスクは、非上場の小規模エージェンシーと比べて格段に低いです。
②TikTok ShopのTSP・CAP・TAP三冠認定
いつも(ピースクリエイション含むグループ)はTSP(TikTok Shop Partner)、CAP(Creator Agency Partner)、TAP(TikTok Affiliate Partner)の3つのパートナー認定をすべて取得しています。
これは日本国内でも一握りの会社しか達成していません。TikTok本体から「信頼できるパートナー」として認定されているという事実は、クリエイターにとっても安心材料になります。
③TikTok Shop公式イベントへの登壇実績
2026年3月にTikTok Shop主催の公式パートナーイベントに登壇招待を受けており、それぞれのパートナー制度でトップクラスの実績が評価された結果です。
単に認定を取得しているだけでなく、プラットフォームから「見本となる事例」として取り上げられている点は、信頼の厚さを示しています。
④公開されている数字の水準
いつもグループが公開しているTikTok Shop関連の実績は以下の通りです。
大手ブランドとの取引実績がある会社の傘下に入ることで、クリエイターも良質な案件にアクセスしやすくなります。
ピースクリエイションに所属するとどんなサポートが受けられるのか
案件(商品)へのアクセス
個人クリエイターが自力でセラーを探し、交渉して案件を取ってくるのは相当な労力がかかります。所属することでそのプロセスが大幅に短縮されます。
ライブ配信のスタジオ支援
提携ライブスタジオからの配信や、サンプル商材を事前に動画素材として作成してクリエイターに提供することができます。
自宅でのライブ配信に限界を感じているクリエイターや、機材・環境が整っていない初期段階のクリエイターには特に有効なサポートです。
ECノウハウの提供
いつも社が13,000社以上のEC支援で培ったノウハウが、クリエイター向けにも展開されます。「どう売るか」の知識を体系的に学べる環境は、他の小規模エージェンシーにはない強みです。
注意点
信頼できる会社だからといって、すべてのクリエイターに向いているとは限りません。以下の点は所属前に確認しておくべきです。
契約内容の確認は必須
上場企業の傘下であっても、個別の契約内容は必ず自分の目で確認してください。報酬の分配率は何%であるのか、サンプル商品はどのくらいあるのか、事務所解消条件などは特に重要です。
規模が大きい分、個別対応の温度感は未知数
所属クリエイター数が増えるほど、一人ひとりへのきめ細かいサポートは薄くなる可能性があります。大きな組織に所属するメリットとトレードオフになる部分です。
こんなクリエイターにはおすすめ
以下に当てはまるクリエイターには、ピースクリエイションへの所属を検討する価値があります。
- TikTok Shopアフィリエイトを本格的に始めたいが、案件の探し方が分からない
- ライブコマースを始めたいが、スタジオ・機材・商品が揃っていない
- フォロワー数はそこそこあるが、TikTok Shopでの稼ぎ方が分からない
- 信頼性の高い会社をバックに、腰を据えてソーシャルコマースに取り組みたい
逆に、すでに自分で案件を安定的に獲得できているクリエイターや、TikTok以外のプラットフォームを主戦場にしているクリエイターには、必ずしもフィットするとは限りません。
まとめ:「怪しいかどうか」の答えはNo。ただし自分に合うかは別の話
ピースクリエイション(いつも)は、東証上場企業が親会社であり、TikTok公式から三冠認定を受けた、日本のTikTok Shop支援において最前線にいる会社です。「得体が知れない事務所」では全くありません。
一方で、「信頼できる会社 = 自分に最適」ではないことも確かです。所属を検討するなら、まず公式サイトや相談フォームから詳細を確認し、契約条件を納得いくまで確認した上で判断してください。
TikTok Shopで長く稼ぎ続けるために、信頼できるパートナー選びは最初の重要な一歩です。
\ピースクリエイションのお問い合わせフォームはこちら /
参考:株式会社いつも公式プレスリリース各種、TikTok For Business Japan公式ブログ、株式会社ピースクリエイション公式情報
